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以前僕がコメントを寄せたデモCDの時とはもはや別のバンドになってる。 自分たちがインプットしたものをしっかり多種にアウトプット出来るようになってるのが アレンジから如実にわかる。特にギターのフレーズ、耳に残るし楽曲の芯を担ってる。 まさにこれぞギターロックと言わせんばかりの痛快さが癖になります。 歌は荒かった部分が適度に取れてポップになった。これがまた良い。実験という曲の歌が ワイコちゃんの真骨頂じゃないかなと思う。溢れんばかりの感情が一歩前で止まりそうで止まらない、 そんな作品です。聴いた後に体温がかなり上がりましたよ、僕は。 川谷絵音(indigo la End Gt,Vo、ゲスの極み乙女。Gt,Vo) |
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彼らが表現した世界はときにイビツに、ときに丁寧にヤスリをかけた工芸品のように目の前に現れてきます。 僕らが今までに経験した心情や風景は毟り取られていってしまうかのようです。 あなたにはどんな世界が響きましたか? ハジオキクチ( Suck a Stew Dry Gt. ) |
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ジビエとして、剥製として、絨毯として、 5匹の獣を仕留めてすぐの、まだ湯気の立った皮の匂い。 サバンナ、砂漠、ツンドラ。そこから浮かぶ険しくも母なる自然界。 この呼吸に本能をくすぐられたなら次はライブハウスで共に、気高き、咆哮を。 ※1つ1つの音が持つ優しさや温かさを逃してほしくないから、できればヘッドホンで。 DJ O-ant a.k.a あーりーしゃん (TOKYO BOOTLEG) |
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ロックの定義とは?と問われることがある。その時決まって自分は「過剰であること」と答えることにしている。 その定義に当てはめるとしたら、ROLLICKSOME SCHEMEは紛れもなくロックだ。 「MAMMY,END-GOLDEN,APPLE」で表現されている緻密なリズム・音の構築、性急な衝動を切り取ったリリック、 いっそ突き放してくれれば楽なのにそれでもリスナーを引き寄せてしまう鋭くも甘美なロディと歌声。 そのどれをとっても、整合性やバランスといった概念を超えて過剰だ。 傷つけられても優しくされてほだされてしまう―――そんな連れ合いの関係性のような 愛情と暴力性に溢れた音が共存して鳴らされている傑作にして問題作。期せずして父盤・母盤と銘打たれた、 この浮かれた企みに連れ添う覚悟を決めたなら、ライブハウスに足を運ぶといい。てか運べ!! 齋藤 孝(JAWEYE Ba.) |
これ聴きながらなら通勤ラッシュで目の前に横入りしたやつバックドロップ出来る気がする。必聴。 じゃいあん(渋谷club乙-kinoto-/高田馬場CLUB PHASE 統括店長) |
完璧な音楽なんかない、完璧な人間なんていない。 だから、彼女たちの音楽に言葉なんかいらない。 この音楽と悲しみを盾に、この世界から自分自身を守れ。 遠藤冬真(wild gun crazy/それでも世界が続くならマネージャー) |
この声は、心臓を鷲掴みにしてくる。 逆毛を立てて、荒々しく、凶暴に。 そのくせ、急に優しくされるから、離れられなくなるんだ。 前作の「暴走」を抑えて、彼らは「覚醒」した。 新たな可能性を存分に秘めた、ROLLICKSOME SCHEMEという、台風のような存在。 その中の「目」の優しさを、確かめて欲しい。 さぬん (渋谷club乙-kinoto-) |
初めてROLLICKSOME SCHEMEを観たの2013年の1月で、 その時は何だかまだまだ荒さが目立つバンドで、正直来年ぐらいには変わるかな? と思っていたのですが、この『母盤』を聴いて、もう変わっていて驚きました。 Voワイコさんの生々しく突き抜ける歌声にゾクゾクさせられています。 「EDEN」のメロディはズルいので是非聴いてみて下さい。 この先がとても楽しみなバンドだと思います。 こんぼい(心斎橋FANJ) |